2012年5月15日火曜日

Mac OS X(Lion)にPHP5.3を手動でインストールする

昨日構築したApache2のwebサーバでPHPを動かせるように
今度はPHPのインストールのやり方。

まず、http://www.php.net/から任意のPHPのバージョンのダウンロードをします。
(今回は、PHP-5.3.13をダウンロードしました。)

ダウンロードしたファイルを解凍して「/usr/local/src」に配置します。

次にターミナルを起動して配置したディレクトリに移動します。
$ cd /usr/local/src/php-5.3.13

次にインストールの設定を行います。Apache2のときと同様、本来はいろいろ設定が必要なところですがとりあえず動くようにします。
$ ./configure --with-apxs2=/usr/local/apache2/bin/apxs

これでエラーがでなければOK。
続けて、コンパイルとインストールを行います。
$ make
$ sudo make install
password:

これでPHPのインストールは完了です。

ただし、このままではPHPをインストールしただけなので次にApacheでPHPを動かすように設定を変更します。

Apacheのhttpd.confファイルを開きます。(viエディタの例です)
$ sudo vi /usr/local/apache2/conf/httpd.conf

PHPの共有モジュールをロードするように以下を追加します。
(自動的に追加されてると思いますが確認まで)
LoadModule php5_module modules/libphp5.so

そのままPHPの拡張子を認識させるためにファイルタイプを指定します。
<IfModule mime_module>
    (途中省略)

    AddType application/x-httpd-php .php
    AddType application/x-httpd-php-source .phps
</IfModule>

これで設定は完了です。
修正した内容を保存してApacheを再起動します。

Apacheのドキュメントルートに「phpinfo.php」を作成して
<?php phpinfo(); ?>

http://127.0.0.1/phpinfo.php
これを開いてPHPの状態画面が表示されればOKです。




0 件のコメント:

コメントを投稿